菊池商店について

産地の卸売だから実現できた鮮度で三陸・山田からお届けします

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前身は半世紀続いた老舗

菊池商店の前身は1960(昭和35)年ごろに山田町の織笠漁港近くで創業した昆桂子商店です。海産物が豊富に水揚げされていた時代、漁師たちが持ち込むうにやあわびなどを買い取り、列車を使って近くの宮古や釜石の鮮魚店などに売りに行ったのが始まりです。

桂子は若くして漁師だった夫を海の事故で亡くし、海産物の卸売業で子どもたちを育て上げました。子どもたちが成長してからは桂子を中心に、娘の昭子、そしてその夫でのちに菊池商店の代表となる菊池要も加わりました。家族とパート2人ほどで営む小さな店舗でしたが、牛乳瓶にぎっしりと詰まったうにの質の高さと見た目の美しさで取引先の鮮魚店から高い評価を受けてきました。

ところが昆桂子商店は思いがけず突然にその歴史に幕を閉じます。2011年の東日本大震災により海のすぐ近くにあった加工場は流され、桂子と昭子は帰らぬ人に。生き残った要と長男・真吾は明日のこともままならない状況で事業継続の目処も立たず、廃業を選びました。

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マイナスからの再起

廃業届を提出した当時はもちろん再開することなど考えていませんでしたが、震災から2年ほどたったある日の真吾の一言をきっかけに動き出すことになりました。「このままばあちゃんたちの店をなくすのは嫌だ」。この言葉から1年、店の再開にむけて情報収集や資金調達のために走り回りました。 そして、震災から3年後の2014年1月、「菊池商店」として、自宅のあった場所に加工場を構え、親子2人で新しいスタートを切りました。

昆桂子商店時代の顧客名簿や資料は津波で流されてしまったため、名実ともにゼロからのスタートでしたが、創業を知った以前の取引先が連絡をくださったり、取引先からの紹介などを通じて岩手県内の鮮魚店を中心に豊洲や仙台の市場にも卸せるようになりました。

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そのままの鮮度で一刻も早く

菊池商店が主に取り扱うのは、夏の生うにと冬が本番の牡蠣。どちらも山田が誇る名産品です。

初夏が旬のうには、三陸ではそれぞれの浜ごとに「口開け」と呼ばれる水揚げの日が決まっています。菊池商店ではシーズンになるとその日口開けされる浜に向かいます。入札会場に行く前に、漁師の作業小屋や集荷場にも足を運び、それぞれの作業の様子やその日のうにの質などを見て回ります。まだ歴史の浅い菊池商店だからこそ、海産物を見る目を養い、地域の漁業を支える人たちに信頼して商品をまかせていただけるよう心がけ、山田のほか近隣の宮古、大槌、釜石、大船渡に軽トラを走らせています。

そしてもう一つが真牡蠣。三陸各地で養殖している牡蠣ですが、湾の形状から波が低く養殖に適した山田湾は古くから牡蠣養殖が盛んで、多くの漁師たちが切磋琢磨しながら互いの養殖技術を競ってきました。牡蠣の大きさや味はもちろんのこと、水揚げしてから丁寧な作業をしている漁師のもとから安心してお届けできる牡蠣を買い上げています。

「山田町の良いものを、より多くの食卓へ届けたい」そんな思いが強くなり、お客様へ直接販売ができるようにネットショップをはじめました。

目の肥えた三陸の鮮魚店から選ばれる菊池商店自慢の商品を三陸直送の鮮度でもっと気軽に、パソコンやスマートフォンからの注文でお楽しみいただけます。

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ごあいさつ

祖母や母が長年守ってきたお客様からの信頼を守り続けたい――。
その一心で、新鮮で良い商品を買い付けるために浜を回り、仕入れ商品は急いで加工場に持ち帰り、父やパートさんたちとともに鮮度と安全を最優先に作業しています。

「仕事が丁寧」「こんなにたくさん詰めて儲かるのか」これまで鮮魚店の方々からありがたいご感想をいただき、それが私たちの自信と誇りになっています。

小さな加工場ですが、紫外線殺菌水とオゾン殺菌水を導入し徹底した安全管理のもと新鮮な商品を安全にお届けするために万全の体制のもとで作業しており、ご贈答などあらゆる場面に安心してお使いいただける商品です。

海とともに生き、海の恵みをなりわいとしてきた三陸の山田町。漁師の仕事は時に危険と隣り合わせの命がけの仕事です。自然のものだからこそ思うように獲れないことや出荷できないこともあります。漁師が必死の思いで水揚げしたものを、丁寧にそして安全に処理することによりさらなる価値を持たせてお届けする、それが菊池商店です。

菊池商店 菊池真吾

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菊池商店

所在地
〒028-1361 岩手県下閉伊郡山田町織笠13-8-8
Phone
0193-77-3142
FAX
0193-77-3142
営業時間
9:00-17:00
定休日
土日祝日